Beautiful Wild Soul

東京で働いていたところから、偶然、馬を知り仕事を辞め馬を追いかけ点々とする日々に。東京(12年)→与那国島(1年)→カナダ(半年)→北海道(3か月)→St Vincentへ!(今ココ)Liberty Trainingを学ぶため馬の学校の研修生に。#LibertyTraining #CarolynResnickMethod #StVincent #HorseSchool #WorkingStudent

St Vincent! Day 10

数日前から骨と皮みたいな子犬がRVA(Richmond Vale Academy)の敷地をうろちょろしている。ここは野犬がものすごい。ヨナグニの比じゃない。ものすごい数の野犬がいる。

 

必死にしっぽを振って、とにかく愛嬌を振りまく姿は必死に生きる姿そのもので、痛々しく、悲しくて、人間がどんなに残酷なのかと思って、見ていられない。

怒りと、何もできないくやしさ、でも強烈に餌をやり助けたい気持ち、ここに長くいられるわけではないのにそれこそが無責任だと思う理性、そうやって全員を連れて帰るつもりかと思う自分、悲しくて悲しくて、子犬の隣で笑ってご飯を食べるみんなに対する訳の分からない怒り、なぜこんなことをするのか、地元の人はこれを問題だと思わないのか、じわじわと時間をかけて餓死させるってことがどれだけ残酷なことか、いっそのこと銃で撃ち殺したほうがいいんじゃないか、自分はこの野犬問題に何ができるのか。。。。

誰にでも大声で怒鳴り散らしたい気持ちと、だれとも話したくない気持ちで、隣でメルヴィーとアンナがこの島で誰がこの子を飼ってくれるか探してみようって話しているのが遠くで聞こえてくる中、疲れ果てて部屋に戻った。

ここに来て、初めて本当に誰とも話したくなかった。一人でいたかった。

ブログも書く気になれなかった。

 

翌朝、Stinaが昔、島で一時期飼っていた馬について話した。彼女はしょっちゅう脱走してRVAにきて騒動を起こした。飼い主に頼んでもダメだった。だから彼女を馬具と交換して手に入れた。その後、彼女はその前の飼い主に盗まれ、Stinaは訴えた。彼女が勝利し、その馬の権利は彼女のはずだった。だが飼い主は彼女を山の奥深くに隠し、Stinaがどんなに探しても見つけられなかった。結局、諦めるしか方法がなかった。それから4年後、偶然彼女を見かけた。足は腫れ、爪は伸び放題で、ひどい状態だったが彼女だった。その瞬間彼女とStinaは心が通じた。4年間一度も会わなかったにもかかわらず、お互いが分かった瞬間にはつながっていた。それは美しい感動的な瞬間だった。彼女はこの島のどこかで今も生きている。

 

すべての命を助けられるわけではない。

自分は絶対に無責任なことをしないでおこうと思う。

 

 

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夕日