Beautiful Wild Soul

東京で働いていたところから、偶然、馬を知り仕事を辞め馬を追いかけ点々とする日々に。東京(12年)→与那国島(1年)→カナダ(半年)→北海道(3か月)→St Vincentへ!(今ココ)Liberty Trainingを学ぶため馬の学校の研修生に。#LibertyTraining #CarolynResnickMethod #StVincent #HorseSchool #WorkingStudent

St Vincent! Day 125

馬に乗らないとしたら、馬を活かすどんな方法があるか。

私がここで、見た方法は以下の通り。

 

①スティナが馬を使って、馬の言葉やトレーニング法を教えている。

例えば、ごく一般の人で、馬を見ると突然近づいて唐突に馬の顔や体を触ろうとする人がいるけど、そういうことは馬にとってどういう意味があるのか、私たちのやりたい方法でコミュニケーションしようとするんじゃなくて、馬の言葉で馬のやり方で馬と接しようというメッセージを伝えている。

そういうことを伝える時、馬はただそこにいて、いつもの”馬であること”が仕事である。

他にも私のような馬を学びたい人にworking studentのポジションがあったり、私も受講したhorse clinicでもっと本格的なトレーニング方法(Carolyn Resnic Method, Waterhole Ritualsのこと)を教えている。スティナのhorse clinicは安い値段ではないし、彼女はそこで収入を得ることで馬を飼い続けるコストを賄うことができる。(ここではクリニックについていろいろ書けないけど、絶対その費用を払う価値のあるクリニックだったと思っている。)

その際も馬はいつもの”馬であること”が仕事である。

 

②スティナがガイドし、馬が見せてくれたまったく新しい別の世界。

なぜか、馬と同じ空間を長い時間共有すると、馬の見ている世界を馬の視点で感じることができるようになる。

人間が見ている世界じゃなくて、馬の見ている世界を、感じること。

今、この瞬間を生きるとはどういうことか。

馬が自然に引き寄せられる特質はどういうものか。

個々の馬じゃなくて、群れやその他の自然や人間やもっと広い世界が互いにすべてつながっていることを感じる。

言葉で表現するのがとても難しいけど、私はそういうことを馬と一緒にいることでポジティブに感じることができた。

英語だとawarenessとかconciousnessとかいうけど、馬がそういう感性とか意識を高める役割を果たしてくれたんだと思う。

ここでも馬はただ馬であることで、私に教えてくれた。

 

③本当の私自身であること、本当の私自身を取り戻すこと。

社会の中で生きているといろんなプレッシャーを感じて生きている。家族が友達が私にこうしてほしいと思っている。こういう女性が美しいから、こうであるべきだ。結婚し、子供を持つべきだ。。。。。

そういう中で暮らしていると、恐ろしいけれど、無意識的にそういうプレッシャーの影響を受け自分自身がゆがめられていくんだと思う。いつの間にか本当の自分、自分自身の中の少女のような自由な自分がいなくなってしまう。

私はここに来て、スティナの中に少女の姿をみた。彼女がAyitiについてわくわくしながら話すのを聞いていると、文字通り目の前の彼女の顔にオーバーラップして、小さな少女の顔が見えた。スティナは彼女の中に自由な少女がいる。本当の自由な彼女だ。

自由でワクワクして、楽しんでいる少女のような彼女自身。

同じ姿を私は彼女が馬と一緒にダンスしているときに見た。リバティで馬と踊っている時。馬は普段見せることのない爆発するようなエネルギーを放出していて、楽しんでいた。そういう馬と一緒に楽しんでいるスティナは、最高にワクワクしていて、少女のような彼女自身以外の何物でもないと思う。

そういうものを目の前で見る時、鳥肌が立つような感覚だ。最高に美しいものを見た。

私は、自分の中の子供のような私自身を取り戻したいと思っている。

いつか、私が自分の馬を飼い、長い時間を共有するとき、その馬が私に本当の私自身を取り戻す手助けをしてくれるんじゃないかと思っている。

 

④草を食べてくれることで、放牧地やRVAの中をきれいに保ち、馬のボロはパーマカルチャーのオーガニックガーデンの肥料となる。

 

馬を世話することで、心と体が健康になる。

どうということでもないかもしれないけど、実はこれはものすごいことじゃないかなと思う。私はここで、本当にハッピーな時間を過ごすことができた。馬を世話する人は、馬を引いて歩かなければいけないし、水を運んだり、餌を運んだり、とにかく動かなければいけない。ここは島で、何をするにも人力だ。機械や車なんて使えない。

ここにいる学生はほとんどヨーロッパなどから来ていて、彼らはエクササイズが大好きだと知ったが、私は一切エクササイズせず(私はエクササイズ大嫌い)、でもだれよりも運動している自信があった。馬を世話しているから。

体を動かすと、心もなぜか健康になる。

馬は人に、そういうポジティブな影響を与えてくれる役割を果たしている。

 

⑤馬がいる光景はただただ、美しい。

そう思うのは私だけではないはず!

 

⑥馬と時間を過ごすことは単純に楽しい。

馬は乗るだけじゃなくて、馬と過ごすそういう楽しさを、人に伝えること。

 

馬がただ”馬であること”で、人に教えることができるものはたくさんあるんだと思う。そういう方法で、乗る以外に馬を活用することができる。

私はこれからも、乗る以外の馬の活用方法について探していくんだと思う。